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大小、ともに無銘です。我が家は郷士の家で、歴史的な名刀を所持してはおりません。 大刀よりは脇差の方が、少し質の良いものです。 脇差は、大刀よりも常に腰にあるものでしたし、実戦では(平時の刃傷なら兎も角)大刀よりも小太刀の方が有利との説もありますし。 一尺七寸二分で、大脇差に分類される一尺八寸よりは僅かに短いですが、刃紋は細直刃で反りも緩やかで、使い勝手は自在です。 ……中学生の頃までは、平気で庭の竹とか夏蜜柑の実とか斬ったりしました。が、高校生ぐらいから物の価値が分かってきてから、出来なくなりました。 元々、刀を持ち上げる膂力がない頃には、小刀を山ほど駄目にして、如何にすれば刃毀れするかを体得し、小学校の高学年ぐらいから真剣を振るえる様になってからは、一度も刃毀れさせずに使いこなせました。 ヒケは、ついてしまいましたが。 その研ぎが済んでからは、一度も実際に物は斬っていません。形稽古に用いるばかりです。 高校生時代からは、毎日の稽古は木太刀を用いています。 拵え、特に目釘や柄糸の損耗を考えれば、日々の稽古に真剣を使えるものではありませんから。少なくとも、私の場合は。 |
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